5
06
2008
「宗派を越えてチベットの平和を祈念する僧侶の会」
設立の趣旨並びに声明
◇一切の生きとし生けるものは、幸せであれ。(スッタニパータ)◇
私たち「宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会」は、今現在、中国政府の圧政下にあるチベット人の生命、人権、文化、言語、民族性消滅の危機を深く憂慮し、ブッダの大悲に根ざす正当な怒りによって強く訴えます。
私たちは、この危機が、人類の叡智であるチベット仏教への蹂躙(精神の虐殺)として進行している事実から、チベット問題は私たち仏教徒のみならず、人類全体が直面している慈悲(愛・憐れみ・仁)の危機を象徴していると考えます。
したがって、私たちは、チベット問題の平和的解決に取り組み、これを成し遂げることは、日本社会における弱者、自殺やいじめ問題の解決はもとより、世界各地に蔓延する暴力と格差と貧困の克服への道と、深く重なり合うものであると考えます。
チベット問題の克服とは、人間性を蹂躙する物質主義に偏る現代世界に、慈悲の価値を再びよみがえらせることにほかなりません。したがって、私たちはダライ・ラマ14世の提唱する、非暴力と対話による解決を心から支持し、ともに慈悲の精神をもってこの問題の平和的な解決に取り組みます。
私たちは、中国政府に対して、今こそ真の友好精神に則って、ダライ・ラマ14世との直接対話を求めます。また日本国政府に対しては、この歴史的な対話の舞台を用意することを求めます。
世界に慈悲を再生するために、平和国家である我が国は今こそ行動を起こすべきであり、その歴史的な役割を十分に果たしうる力を有していると確信します。この具体的要望は、私たちが今後も提唱する慈悲心発揚の一環です。
今、多くの日本人が四川大地震の被災地復興の支援活動を展開しています。中国政府をはじめ、中国の皆さまは、チベット問題の平和的解決を願う私たちの行動も、被災地復興を願う行動と、まったく同じ慈悲の精神より発動していることをご理解ください。チベット問題の平和的解決がもたらされれば、全世界は中国への賞賛を惜しまないでしょう。それこそが21世紀の中国にとって、真の幸福をもたらす道であると信じます。
私たち日本人僧侶は、ここに宗派を超えて結集し、中国政府、日本政府に対し、チベットにおける真の平和と自由を実現する、日本における直接対話を強く求めます。 合掌
平成20年5月29日
宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会
代表 川原英照 副代表 柳下純悠
幹事 赤川淨友 飯島俊哲 今井長新 大木宗完 大樹玄承 岡澤慶澄
小林秀英 橋本純信 林秀穎 水谷栄寛 若麻績敬史
顧問 上田紀行
問い合わせ先: 川原英照 蓮華院誕生寺
〒865-0065
熊本県玉名市築地2288
TEL:0968-74-0971
FAX:0968-74-1675
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21
05
2008
チベット問題で声明文 書写山円教寺に賛同の声
2008.5.21 02:59
チベット問題に対し、天台宗書写山円教寺(姫路市)の大樹玄承執事長が「宗教者としての声明文」を発表したことに、全国から多くの賛同の声が届いた。大樹執事長は「チベットの現状に憂慮する人々の声を無視してはならない」と話している。
声明文で大樹執事長は「宗教者、仏教者として、チベット人の苦しみを黙って見過ごすことはできない。ダライ・ラマ法王を中心に仏教国として歴史を重ねてきたチベットがなくなろうとしている今、私たち仏教者は草の根から声を挙げていかねばならない」と訴えた。
この声明文が発表されると、同寺にはメールやはがきなどが300通近く届いた。そのほとんどが賛同する意見だという。中にはカナダやオーストリアなどからのメッセージもあり、「政治的理由での宗教弾圧は許されない」「勇気ある行動に感動した」などの内容が書かれていた。
大樹執事長は「日本の坊さんに何とかしてほしいという思いが感じられた。読んでいて、胸が熱くなった。チベットの現状に憂慮する人たちの思いを、仏教者として見放すことはできない」と話す。
そのうえで「中国が日本仏教界にとって良き友人であるなら、ただすべきところはただすべきだ」とし、天台宗が8月に比叡山延暦寺で行う「平和の祈りの集い」でも、チベット問題へのメッセージが発せられれば、と期待している。
産経新聞
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20
05
2008
天台宗別格本山書写山圓教寺声明文
今、私たち日本の仏教者の真価が問われています。
チベットでの中国の武力行動によって、宗教の自由が失われることに心から悲しみと、止むに止まれぬ抗議を表明せずにはいられません。
私たちはあくまでも宗教者、仏教者として、僧侶をはじめとするチベット人の苦しみを、もはや黙って見過ごすことができません。
チベット仏教の宗教的伝統を、チベット人の自由な意思で守るということが、大切な基本です。
皆さんは、日本の全国のお坊さんがどうしているのかとお思いでしょう。
日本の各宗派、教団は日中国交回復のあと、中国各地でご縁のある寺院の復興に力を注いできました。
私も中国の寺院の復興に携わりました。
しかし、中国の寺院との交流は全て北京を通さずにはできません。
ほとんど自由はなかった。
これからもそうだと、全国のほとんどの僧侶は知っています。
そして、日本の仏教教団がダライ・ラマ法王と交流することを、北京は不快に思うこともよく知られています。
あくまでも、宗教の自由の問題こそ重大であると、私は考えています。
しかし、チベットの事件以来、3週間以上が過ぎてなお、日本の仏教界に目立った行動は見られません。
中国仏教界が大切な友人であるなら、どうして何も言わない、しないで良いのでしょうか。
ダライ・ラマ法王を中心に仏教国としての歴史を重ねてきたチベットが、今、なくなろうとしています。
私たちは宗教者、仏教者として、草の根から声を挙げていかなければなりません。
しかし、私の所属する宗派が、中国の仏教界関係者から抗議を受けて、私はお叱りを受ける可能性が高いでしょう。
このように申し上げるのは、私たちと行動を共にしましょうということではないのです。
それぞれのご住職、檀信徒の皆さんが、これをきっかけに自ら考えていただきたいのです。
オリンピックにあわせて、中国の交流のある寺院に参拝予定の僧侶もいらっしゃるでしょう。
この情勢の中、中国でどんなお話をされるのでしょう。
もしも宗教者として毅然とした態度で臨めないならば、私たちはこれから、信者さん、檀家さんにどのようなことを説いていけるのでしょうか。
私たちにとってこれが宗教者、仏教者であるための最後の機会かもしれません。
書写山 圓教寺 執事長 大樹 玄承
平成20年4月5日
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12
05
2008
チベット暴動:「双方に平安を」 全日本仏教青年会・五條理事長が声明 /奈良
◇「中国、チベット双方に平安を」
東大寺(奈良市)で先月開かれた「仏法興隆花まつり千僧法要」で、全日本仏教青年会の五條良知理事長が「北京五輪が平和の祭典にふさわしく開催されることを祈念する。中国とチベット双方の平安に祈りをささげる」と声明文を読み上げた。
法要は世界平和などを願って開いており、今年で20回目。今回は全国各地から宗派を超えた僧侶約150人が集まり、「同じ仏教徒として見過ごせない」と、チベットの問題を取り上げた。
奈良市などの19寺院の僧侶からなる「南都二六会」の橋本純信会長は「人権を抑圧し、信教の自由を束縛することは許されない」と訴えた。
毎日新聞 2008年5月10日 地方版
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7
05
2008
チベット情勢に関しまして、全日本仏教会では3月17日に声明を発表し、4月22日付、胡錦濤 中華人民共和国国家主席、ダライ・ラマ法王十四世 テンジンギャツオ猊下、福田康夫内閣総理大臣、潘基文国連事務総長宛に本会理事長名の要請文を提出・送付致しました。(声明本文に関しては、下記リンク参照願います)
チベット情勢についての声明
チベット情勢に関する要請書提出について
また、本会発行の機関誌『全仏』誌5月号におきまして、上記宛のハガキを同封し、読者有志の方に切手を貼り投函していただき、日本仏教徒の願いを直接届ける取り組みを行いました。
本会ホームページをご覧の方も同様に、下記リンクよりハガキを印刷し、日本仏教徒の願いを届けたく思いますので、ご協力をお願いいたします。
胡錦濤 中華人民共和国国家主席 宛ハガキ (表面) (裏面)
ダライ・ラマ法王十四世
テンジンギャツオ猊下宛ハガキ (表面) (裏面)
福田康夫内閣総理大臣宛ハガキ (表面) (裏面)
潘基文国連事務総長宛ハガキ (表面) (裏面)
全日本仏教会HPより
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